執筆/出版/自費出版

フィクションと自費出版

投稿日:2018年12月5日 更新日:

フィクションとは作り話のことで、つまり嘘のことです。
何を書いてもいいのです。
しかし、ノンフィクションは、事実かどうかのウラを取る必要があります。
フィクションの場合は、曖昧なままで大丈夫です。

小説といっても、様々な分野があります。
ファンタジーや、SFは、一番自由に書けると言ってもいいでしょう。
ですが、それだけにいい作品に仕上げることは難しいと言えます。

自由に書けるからといって、読者を置いてきぼりにして、自己満足に浸っているようでは、ただのバカです。
読者を、作品の世界に引き込まなくてはなりません。これは至難の業です。著者の才能が問われます。

ファンタジーに近い分野で、童話というものがあります。
子供向けの話も、著者の才能が問われます。
奥の深い分野です。
ですが、中高年が、可愛い孫に向けて、挑戦するのにはいい分野かもしれません。
企業戦士と呼ばれるサラリーマンが、ウサギさんやライオンさんの話を紡ぐのは、とてもフレッシュな挑戦と言えましょう。

また、小説の題材は、日々の生活の中に溢れています。
毎日の中で、思うことはたくさんあるでしょう。
自分の人生を、一本の小説にすることもできます。
秘密も、客観的に明かしてしまえば大丈夫な場合もあります。
嫌いな人や、過去にあった嫌な出来事をデフォルメして、やった奴にやり返してもいいのです。
ただし名誉棄損で訴えられないよう、諸々の注意を払う必要はありますが。

小説は、記憶のストックだけで書くこともできます。
誰にでも書けるので、これもまた、なかなかいい小説を書くことは難しいと言えます。
不特定多数の読者の感動は、なかなか得られません。

芝居や映画が好きな人で、シナリオに挑戦したいと思う人がいるかもしれません。
これは、対象が読者ではなく、観客になります。
作品が演劇を経て、ようやく他者に届くからです。

シナリオは、特殊な訓練を要する分野です。
自費出版には、あまり馴染まない分野です。
ですがもちろん作者が作りたい本を出版できるのが自費出版のいいところでもあるので、ウケるかウケないかはあまり気にせず、自分が出したい本を出すというのもよいでしょう。

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