健康のS字カーブ

現在の皆さんの背骨のカーブはどのような形と描いておりますでしょうか。生まれたての赤ちゃんやお腹のなかにいる赤ちゃんの背骨は常にC字のようなカーブを描いているなどと言われているようです。成長にともなって赤ちゃんが二足歩行をするようになると背骨は自然なS字のカーブを描くようになると言われているようです。まさに人類が四足歩行の時代から二足歩行に移行したときの背骨の変化をあらわしているのかもしれません。人の背骨のS字のカーブは、体重の7割りほどを占める上半身の重さを支えるために必要なカーブであるとされているようです。また背骨には呼吸、心拍、血流などの生命維持を司るための機能をコントロールする自律神経との関連が深い精髄があることから正しい姿勢を保つことは健康の基盤ともされているようなのです。自律神経が乱れると自律神経失調症などの疾患を発症する場合もあるようですので注意が必要です。