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損益計算書とは

投稿日:2018年12月2日 更新日:

起業した方の多くがつまづくことが多いといわれるのが「決算」です。
決算にあたっては、貸借対照表の他に、損益計算書などが必要になってきます。

損益計算書とは、その期の売上高や仕入原価、販売するために発生した費用の明細を書き込む事で、最終的にどれだけ儲かったのかを表す書類です。会社の営業成績が一目で分かります。
これは1年ごとにゼロにリセットされます。そのため、毎年の損益計算書を並べていくことで、業績が上がっているのか下がっているのかを判断することができます。

損益計算書は、3つの要素、収益、費用、利益で成り立っています。
利益を表すプロフィット(Profit)、マイナスの収支を表すロス・ステイトメント(Loss statement)を省略して、「P/L」とも呼ばれることも多いです。貸借対照表や、キャッシュフロー計算書などと一緒に、財務諸表を構成するための重要な書類です。

貸借対照表と、損益計算書は、共に確認することで財政状態の全体図が見えてきます。
例えば、「当期純利益」の部分が、互いに繋がっています。
貸借対照表を確認すれば、会社の財務状態が分かります。
どれだけの資産があり、どれだけの負債があるかから、当期純利益が分かります。併せて損益計算書を確認することで、「どうしてこの利益になったのか」が詳しく分かります。また、合わせて確認をした時に、金額が合わない場合もあります。
これは、どちらかの仕訳に不備がある、若しくは他に帳簿が存在するということです。
調査が入った時に余計な疑いをかけられないためにも、きちんと確認をする必要があります。

どちらも併せて確認することで、経営状況の把握はもちろんのこと、今後の課題が見えてきます。
正しい「利益」の数字を出すためにも、損益計算書の作りを把握し、記帳漏れがないように注意していたいところですね。

会社を起業し、運営していくためには、この他にも様々な知識が必要となってきます。
普通に生活しているだけではなかなか身に付かないため、しっかりと意識的に勉強をしていかねばなりません。
専門書籍などを読んで理解しようとしたり、各地で開かれている起業勉強会や起業セミナーに参加したりなど、地道な努力をすることが何よりも近道となるでしょう。

ちなみに管理人が参加してみてよかったと思う起業セミナーは、「GOSPA(ゴスパ)」さんで開催されているものです。
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