執筆/出版/自費出版

自費出版のテーマ

投稿日:2018年12月13日 更新日:

自分史と言われる、自分の人生をテーマにした本は、自費出版の主流を占めています。
何も、生まれてから今までのことを、全部書けとは言いません。一定の時期の出来事や、人生の転機に起こったことについて詳しく書くといいでしょう。誰しも忘れられない人生の一幕を持っているはずです。
 
では、次に、誰を読者にするのかを決めましょう。自分のために書くのであれば、心のまま自由に書けばいいです。少しくらいわかりにくい表現があっても、自分が理解できればいいのです。自分にとっていい本、つまり日記の進化版です。自分だけが読めばいいので、一冊刷れば十分です。

ですが、出版となると、そうはいきません。ある程度の数を刷らないと、印刷経費が効率的ではなくなります。
大量に刷ると、家に置く場所がありません。ですから、他人に譲ることになります。ただ、自分のために書いた自己満足の本ですから、他人が読んでも面白くはないでしょう。
自分史は、家族や親戚などの近い他人に、配ることを想定して書くことが重要とも言えます。凝った表現をする必要はありません。身内が読んで、親しみが湧くような内容でいいのです。
 
また、もっと上を目指す人は、遠い他人にいい本だと言ってもらいたくなるかもしれません。今まで歩んできた人生で、希少性のある経験をしてきた人は、それを書くといいかもしれません。成功体験でもいいです。でも、相当な成功体験でないと、遠い他人は面白いと言ってはくれません。素人の自慢話ほど、つまらないものはないのです。
境界線の難しいところですが、遠い他人が読んで、参考になりそうなプチ成功体験は、いいネタになります。
また逆に、不幸な人生も、読者を惹きつけることがあります。読者の涙を誘えばいいのです。しかし、これも中途半端な失敗では、誰にも見向きもされません。やはり、境界線は難しいのです。
 
自分をテーマにした本を書くことは、難しくありません。ですが、遠い他人に面白いと言ってもらえる作品を書くことは、非常に困難です。

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