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鋏の扱い方

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ハサミは、華道家の必需品と言っても過言ではありません。花をいける時には、枝を切ることが必須ですので、専用の花鋏を用意しましょう。安価なものから高価なもの、左利き用のものなど、多くの種類が販売されているそうです。
花鋏を使うときには、切るものによってハサミの入れ方が変わってきます。まず、茎などの「草もの」の場合です。草ものは、基本的には茎と直角にハサミを入れます。真っ直ぐな切り口にすることで、剣山に安定して刺すことができます。茎が細い場合にはハサミの刃先、太い茎の場合は奥側でしっかりと挟んで切りましょう。輪切りのイメージで行うと良いそうです。ただし、オアシスと呼ばれるフローラルフォーム(生花用吸水性スポンジ)を使用する場合には、刺しやすくするためにわざとななめに切り口を作るそうです。枝ものを扱う場合、ハサミは基本的に斜めに入れ、さらに十字の切り込みを入れます。枝は茎と比べて硬さがあるので、特に太い枝である場合には斜めに入れなくては力が入りません。切り口は、45度ほどの角度が良いとされます。また、切り口を鋭角にすることによって剣山にも刺さりやすくなります。十字に入れた切り込みは、水揚げを良くするために行っており、給水がしやすくなるそうです。切るときには、水を張った花器の深い場所で行うと、水圧が加わって効果が上がると言われています。
花材によってはハサミで切れないこともあり、その場合にはナタやノコギリを使う場合もあるそうです。逆に菊などの花は、水揚げが良くなるので道具を使わない「手折り」の方法が推奨されています。ほとんどの花材はハサミを使えば間に合いますが、花材を見極めて道具を変えていくことが大切でしょう。

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