包装/ラッピング

昔からあった食品を包むという発想

投稿日:2020年9月14日 更新日:

一口に包装と言っても、それこそピンキリです。使用する対象(飲料なのか食品なのか等)で、使用する形態(包むのか容器なのか等)で、使用する材料(いわゆる包材と呼ばれる)で、使用する目的で各種の包装が現在は存在します。OPP袋などの食品包装が良い例でしょう。歴史的にみても、現代になって急に考えられ作られてきたものではなく、教科書などでお馴染みの縄文土器に代表されるような容器は昔から存在していたのです。江戸時代あたりを考えただけでも、今の携帯食の走りとなるおにぎりを包んでいた「木の葉」、「竹の皮」、「獣の皮」と自然に存在する材料を使ったいろいろな包装が存在していました。これらの自然素材を使用した包装であれば、時期的には1万年前ぐらいからあったと言われています。そして人工的に作られ始めたのが「土器」に代表される各種容器。甕(かめ)、壺、樽、桶、木箱に行李(こうり)と枚挙にいとまがありません。それはとりもなおさず、生活必需品であればこそ、の当然の成り行きだったのでしょう。物の保管、運搬には欠かせないものという不動の地位を築き上げてきたのです。器一つとっても、石器時代と言われるまさに「石器」から縄文時代の「土器」へとその材料は変遷が行われています。石では形状が限られてしまうものから、土器という自由な形状に作りあげていける泥や樽などの木材を使った容器へと変わっていったのです。これには人類の生活様式が変わっていったのも食品包装では特に影響が大きいと考えられています。日本に限定しただけでも、縄文時代を考えると温暖化による豊富な資源(木の実など)が堆積していくうちにそれを餌とする魚や貝類が生まれ、人間にとって貴重な食糧として捕獲され、冬の生活の糧とするため保管のための容器が必要となっていきました。そこで生まれていった各種容器が姿を変え現在に至ってると言っても過言ではありません。当初はそのような食糧となる食材を乾燥させて保管できるよう燻製や塩漬けが考え出され、保管のため土器などが使われるようになっていったのです。そのうちに水田稲作でお米ができるようになると、土器のほかに先の木の葉や竹の皮、獣の皮などが使われ始めていったのです。このように考えていくと包装(容器)がいかに歴史の古い技術であったかがうかがわれ改めてその重要性を再認識することになるのではないでしょうか。

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